

この記事で解決できる悩み
積立投資はしてるけど、トレードでもお金を稼ぎたい!
トレードで勝つためには、環境認識スキルが大事です。
その環境認識スキルで重要な「ダウ理論の6原則」を前回説明しました。
ダウ理論の6原則
今回の記事では「⑥トレンドは明白なシグナルが出るまで継続する」を詳しく解説いたしましょう。
重要だけど、間違いやすいこの原則。
この原則を理解して、正しい方向でエントリーするようになれば、負けが少なくなります。
まずは負けを減らす、そうすれば少しずつあなたのトレードには光が見えてきます。
当ブログはコメント大歓迎です!
ダウ理論では「トレンドは継続するもの」と考えます。
トレンドが終わったといえるタイミングは1つだけです。
まずは図を見てください。
上昇トレンドが終わったのは、赤丸のダウ破綻のポイントです。それまでは上昇トレンドで、トレンド終了でレンジ相場入りになります。
なぜこの赤丸が上昇トレンドの終わりになるのでしょうか。
それには、上昇トレンドの終わりで大事な「押し安値」を理解する必要があります。
押し安値とは、
①上昇トレンド中の安値
②前回高値を上抜いた直前の安値
③押し安値は更新されていき、必ず1つしかない
順番に図を解説していきます。
図の左から順に進みます。最初は上昇トレンドです。
ポイントをもう一度整理します。
①高値が更新されるたびに、「押し安値」が更新されていく。
②高値を更新しない場合は、「押し安値」は更新されない。
③株価が「押し安値」を割ってしまうと上昇トレンドは終わったと考える。
④上昇トレンドが終わると、レンジ相場になる。(そこからまた上昇トレンドが始まる可能性も、下降トレンドになる可能性もある)
上昇トレンド中では、「上昇トレンドは継続していく」。そのため、株価は基本的に上げていく方向です。
株は買い目線でエントリーを考えます。
ダウ理論は「相場環境認識スキル」です。エントリーのタイミングはMACDなどの他のテクニカル分析を用いましょう。
「建玉スキル」での分割売買も忘れずに。
現状観測スキルと実行スキルの両方が大事だね
これまでは上昇トレンドについて説明しました。
下降トレンドは反対方向です。
「押し安値」ではなく、「戻り高値」と呼びます。
下の図では下降トレンドが始まっており、戻り高値②を上抜けるとレンジ相場入りになります。
トレンドが終了すると、いったんレンジ相場になります。
レンジ相場はトレードしないことをおすすめします
レンジ相場では方向感が無いので、損切りになりがちです。
焦る必要はありません。勝てる確率が高い時だけエントリーしましょう。
相場は「上昇トレンド」⇒「レンジ」⇒「下降トレンド」⇒レンジ⇒・・・を繰り返します。
トレンド発生中の時に、そのトレンド方向でのみエントリーするようにしましょう。なぜなら、トレンドは明白なシグナルがでるまで継続するからです。
ダウ理論のトレンドの終わりは「押し安値」と「戻り高値」を割ってしまったときでした。
今は「トレンド中」なのか、「レンジ」なのか。この見極めが大事。
それが環境認識です。
最も有名なテクニカル分析の基礎「ダウ理論」を説明してきました。
ダウ理論の6原則
トレンド方向でのエントリーができれば、大きな損はしません。
必ず覚えてトレンド相場で儲けましょう!
トレンドはフレンドってやつね
「一目均衡表」でもダウ理論に近い話が出てくるよ。こうご期待!
コメント