一目均衡表の五線の好転・逆転。環境認識に使って儲けよう!
「五線の見方がわからなすぎ」
「線が多くて良くわからん」
一目均衡表は覚えることが多いですが、まずシンプルにいきましょう。
「株価」と「五線の位置関係」で買い・売りを判断します。
この記事では一目均衡表の五線での環境認識について説明します。
つまり、売買するエントリータイミングはどこなのよ?っていう疑問の解説です。
一目均衡表の有名なエントリーシグナル「好転・逆転」についても紹介します。このシグナルは騙しも多いので、その対処方法も合わせて詳しく書いています。
特にあまり知られていない「四役揃った時」こそ最強です。
一目均衡表を使うには必須の記事なので、最後までチェックしてみてくださいね。
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五線は「相場環境認識」に使おう
一目均衡表の五線は「相場の環境認識」に使いましょう。
転換線:過去9日間の半値
基準線:過去26日間の半値
先行スパン1:転換線と基準線の半値を26日未来に表示
先行スパン2:過去52日間の半値を26未来に表示
遅行スパン:終値を26日過去に表示
(いずれも当日を含む日数)
五線の組み合わせで、買い方・売り方のどちらが強いかを判断します。
つまり、株を買うタイミングなのか、売るタイミングなのかを見極めるわけですね。
一目均衡表には8つの段階がある
一目均衡表は五線の組み合わせは、8つの段階(ステージ)で株価の強さを示します。
好転1~4、逆転1~4の8段階です。
好転の数が大きいほど買い方が強く、逆転の数が多いほど売り方が強いです。
株価が上がっている時は好転が進み、下がっていくと逆転が進みます。
下は2024年4月16日までのダウ平均株価の日足チャートです。
2023年11月ごろから好転1が始まり、好転2~4で本格的に上げ始め、2024年4月から逆転1が始まり、今は逆転3のステージです。
8段階の株価と五線の関係
好転と逆転は反対の関係です。
この8つの段階は覚えておきましょう。(上のチャートも合わせて見よう)
好転1:転換線>基準線(短期買い方有利)
好転2:遅行線>26日前価格(中期買い方有利)
好転3:価格>雲(長期買い方有利)
好転4:遅行線>雲(超長期買い方有利)
逆転1:基準線>転換線(短期売り方有利)
逆転2:26日前価格>遅行線(中期売り方有利)
逆転3:雲>価格(長期売り方有利)
逆転4:雲>遅行線(超長期売り方有利)
好転の数字が進むほど、長い期間で見ても買い方が有利であると言えます。
逆転の場合は反対です。
好転3になったときを「三役好転」、逆転3になったときを「三役逆転」と言います。
一目均衡表では、とても有名な買い・売りシグナルなので知っておいてください。
ただし、ダマシが多いです。
三役揃ってからのエントリーは、遅すぎるし、早すぎるんですよね。
おすすめのエントリータイミングは下で説明しています。
各ステージは循環する
一目均衡表の環境段階は循環します。
基本は好転1→2→・・・4→逆転1→・・・逆転4→好転1の方向に進みます。
相場は上げたり、下げたりを繰り返しているからです。
一目均衡表のおすすめの買い場は四役揃い
株をどこで買うか迷いますよね。
一目均衡表では三役好転が良く知られていますが、僕のおすすめは好転4になった四役好転の日。
超長期で見ても買い方が有利になったタイミングであり、ここから一気に買いが加速することが多いためです。
ただし、すぐに下げて好転が崩れてしまったら損切りしてくださいね。
勝率は高いけど、100%の手法はないです
好転1・逆転1の使い方
好転1(転換線が基準線が上抜くクロス)は、下降トレンドから上昇トレンドへの転換の兆しです。
ここでエントリーできれば大きな値幅が取れます。
しかーし、ダマシが非常に多いです。
好転1が出た後でも、あっさりまた下げて逆転4になったりします。
どんなときが良い好転なのでしょうか。
実は一目均衡表の原著に書かれています。
これを知らないので、一目均衡表が使えないという人が多いのです。
好転1になる前の成功条件
好転1になる前に以下の条件を確認しておきましょう。
- 底値から数日経過している
- 数日の上げがある(窓を開けている上昇があればさらに良い)
- 底入れ後の新高値をつけている
この状態で好転1になると、強い上昇が発生する確率が高いです。
好転1の後の成功条件
好転1が起きた後にも条件があります。
- 好転1の後、数日以内に遅行スパンの好転(好転2)が起こる
- 好転1の後、数日以内に基準線が上昇する
- 好転1の後、価格終値が基準線を下回らない
これが起こらないと、また下落が始まる可能性が高いです。
すぐに損切りラインを設定しましょう。
これを覚えておけば、好転1がかなり使えるシグナルになります。
逆転1は反対になるので、あわせて覚えましょう。
一目均衡表「五線」の環境認識まとめ
一目均衡表の五線と価格の位置関係で、相場の環境がわかります。
そつまり、今は買い方と売り方がどっちが強いかを見極めるわけですね。
その力関係が変わったタイミングは以下の4つでした。
①好転1・逆転1:転換線が基準線とクロスする
②好転2・逆転2:遅行スパンが25日前の価格足とクロスする
③好転3・逆転3:価格が雲の上・下にでる
④好転4・逆転4:遅行スパンが雲の上・下にでる
①、②、③が揃うのを「三役好転・三役逆転」と呼び、有名な買い・売りのシグナルとなります。
ただし、三役揃ってからのエントリーは遅すぎるし、早すぎるときが多いです。
僕は④の四役揃うのが非常に強力なエントリーシグナルでおすすめしています。
好転1で買いエントリーをするときは、好転前と好転後に条件があるのです。
その条件をクリアした好転はダマシが少ない良いエントリーです。
確実に覚えて使いこなしましょう。
今日のエントリータイミングは有益ね
まずは条件が揃うのを待つ!そして打つべし!さすれば道は開かれん
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